庭師に頼むと高い?の真実



「植木屋さんに頼むと高いから・・・」 たまに耳にします。お気持ちは察します。

剪定にしろ、ちょっとした庭創りにしろ、私らプロが入れば相応の料金を頂く事になりますから。

しかしプロとして、一旦現場に入れば、私らは完璧を目指します。

例えば剪定。植木はどれも、大バサミだけの刈り込み仕上げではありません。

特に落葉樹は透かしといって、枝先ひとつのバランスをとりながら、空が透けて見えるような仕立て方をします。

(落葉樹の剪定をさせると腕が分かるって言います)

昔からのヤマモモやモチノキ、モッコク、マキ等も透かしにすると懐が涼しくなって、病気や虫の予防になります。

刈り込みと違って、この技術にはセンスが必要です。そのセンスを磨く為にはどうするか?

山に行きます。何よりのお手本は自然です。同じ樹でも日陰と日向では枝の太さ、ラインが違います。

庭木として育っている場合、その枝ぶりは、自然に育つ樹と同じ事はあり得ません。

私達が言う剪定とは、いかに自然を演じるかなのです。

また、剪定後の掃除も然りです。私らは苔の上の葉っぱ1枚、塵ほうきを使って、這いずりまわりながら掃除します。

真冬でも薄い足袋を脱ぐ事はありません。ここまでやるのがプロの剪定です。


全ての仕事にはプロの誇りと責任が反映されます。それが報酬という形で表されているのです。

ご自分で出来る事はもちろん、やって頂いて結構です。そのために必要な事は喜んでお教えします。

ただ、一回失敗すると、取り戻すのに長い時間を要すモノも有ります。その辺のアドバイスを聞いてからやるべきでしょう。

“職人とはさみは使いよう”です

自信を持って、ここまで言い切る職人の顔を見たい方はここから









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