花、樹は癒すって本当？

よく語られますね。癒しの効果。

職人として、仕事をしているとつくづく感じます。
特に雨の日には顕著です。マイナスイオン効果ってやつですね。

正直、朝から雨降りだと現場で仕事するのは嫌だったりするんですが、
１時間もすると、不思議と身も心も軽くなった気がします。

お客さんは気遣ってくれて、「大変ねー」と言って下さるんですが、
なんの、なんの結構楽しんでたりするんですよ。


最近、園芸療法（horticultural therapy)ということで医学会でも研究されてます。
ヨーロッパやアメリカでは大戦後の帰還兵の心の治療として、動物療法等とともに始まったんです。

動物も植物もそうですが、育てるということが大事です。愛情を持って育てる。

成長を見守る過程に色々な気遣いがあるわけですよね。
それが荒廃した心に、少しずつ愛情を復活させてくれるのでしょう。



もうひとつ言うと、気孔ってありますね。あれは人間の自然治癒力を高めるモノらしいです。

そもそも全ての生物には備わっている力のはずです。
ただ、現代人はその文明のおかげで、だんだんと退化してるんですよね。

まずそこの回復から始めないといけないんですが、
方法としては、出来るだけ自然界のリズムを体で感じる事といったとこでしょうか。

その点、私らは近いとこにいるなーとしみじみ思います。
実際、気孔やヨガの体験をしてもすんなりと入っていけるような・・・


結論、言うまでもないですが、花樹は癒すって本当です。
何気ない日常生活の中で癒しを与えてくれる貴重なツールなんですね。